電力会社を選ぶほか、電気料金を低減させるには、ピークカットやピークシフトで 「基本料金」
と 「電力量料金」 のいずれか、または、両方を下げる方法があります。
①基本料金を下げるには (ピークカット)
基本料金を下げるには、契約電力を下げる必要があります。
契約電力は、500kW以上の場合は電力会社との協議となりますが、500kW未満の場合は、
最大需要電力の値によって自動的に更新されます。
そのため、一時的に多くの電力を使ってしまうと、その後の一年間の基本料金は上がってしまいます。
※ピークカット ⇒ ピーク時の電力を抑え、最大需要電力を下げることが必要!
②電力量料金を下げるには (ピークシフト)
電力量料金を下げるには、電力需要が高くなるピーク時間帯 (平日昼間など) の電力使用量を
電気料金の安い時間帯 (夜間、休日など) にシフトさせることにより、電力料金を抑えます。
※ピークシフト ⇒ 電力ピークを電気料金の安い時間帯にシフトさせる。
これらの節電対策を効果的に進めるにはデマンド監視装置の導入が有効です。
デマンド監視装置 : あらかじめ設定した目標電力を超えそうになったとき、警報などでお知らせします。
〔メリット〕 1. 電気の使用状況の見える化が可能です。
2. 目標電力の超過の恐れがあるときに 「気づき」 を与えます。
3. 負荷の自動制御も可能です。